プロポリスの種類
「プロポリスの種類」プロポリスにはユーカリ系プロポリスとポプラ系プロポリスという、2種類が存在しています。
そのなかでも注目を集めているブラジルプロポリスとオ-ストラリアプロポリスについてご説明します。
プロポリスはミツバチが外で集めてきた樹脂を噛み、分泌する物質です。
そのためプロポリスを採取した場所、時期などによって、大きく異なっているとされています。
ミツバチの生育した環境によって付近にどのような樹木が生えているかも違い、そのことはプロポリスに大きな違いを生み出すからです。
プロポリスの生産地として有名なところに、ドイツやブルガリア・スペイン・ルーマニアなどのヨーロッパ、ロシア、オーストラリア、ニュージーランド、
ブラジル、台湾などがあります。
このように多くの地域で生産されているということは、それだけ多くの種類あるということになります。
しかしまわりの環境やミツバチが集める樹木の種類によって、大きく2つの種類に分類されています。
1つはユーカリ系プロポリスと呼ばれるもので、南米やオーストラリア、ブラジルを生産地としています。
もう1つはポプラ系プロポリスで、中国やヨーロッパを産地としています。
プロポリスのなかでも最高級品とされているのは、ブラジル産です。
ブラジルは広い土地をもち、その土地にプロポリスの原料となる樹木が多く存在しています。
またアマゾン川流域は亜熱帯であり、バクテリアやウィルスががく存在し、その攻撃から身を守るためブラジルのミツバチはより強力なプロポリスを生み出している
というのがその理由です。
またブラジルに生息しているミツバチはアフリカ蜂化ミツバチという、アフリカミツバチとセイヨウミツバチの自然交配によって生まれたミツバチです。
このミツバチはプロポリスを巣を守る能力がとくに高く、バクテリアやウィルスの攻撃に対抗するため、多くのプロポリスを生産します。
もう1つ、ユーカリ系プロポリスで注目を集めているのがオーストラリア産のプロポリスです。
ブラジル産のプロポリスとは対照的に、クリーンな環境下で、クリーンなプロポリスが採取されると言う特徴をもっています。
オーストラリアにはコアラのえさとなるユーカリが多く生育しています。
ユーカリは抗菌力の高い樹木であり、そのユーカリを採集してつくられるプロポリスも同じように大変優れたものであるとされています。